エクスペリエンス1

エクスペリエンス。

IT業界では、もう10年以上も前から使われているこの言葉。「変な会社」プロジェクトには欠かせないキーワードだ。辞書には【experience】:「経験」と書かれているが、カタカナの【エクスペリエンス】となると「新しい体験」とか「期待を超える体験」という感じかな。お客さんの「マジですか?」の裏には必ずこれがあるはず。

よく出てくる例としては、アップルのiPhone。それまでの携帯といえば、機能満載はいいけど、辞書のようにぶ厚い説明書を読まないとその半分も使えなくて、スペックの押し売りみたいな感じだったけど、iPhoneが僕らに与えたのは、まさしく「新しい体験」。説明書不要の使い勝手。人間の感覚に訴える操作感。画面の使い方が人間っぽいんだよね。メールを削除するときのゴミ箱への入り方なんて、「メールを削除しました」っていうテキストが出るより、よっぽど「捨てた感」がある。

「変な会社TSS」としては、お客さんに【エクスペリエンス】を提供しなければならないわけで、【エクスペリエンス】を提供するには、まず自分が、普段から【エクスペリエンス】してないといけない。ということで、最近の【エクスペリエンス】をご報告。

富山県朝日町の桜をバックにした写真の車は、世界初の量産電気自動車、日産リーフ。今回は、いつものレンタカー屋さんで、たまたま予約した車種がなかったために、代打として登場したこの車。
モーターのスムース&パワフルな加速感とか、静かな疾走感は、ハイブリッドでは味わえない感覚だし、後ろから見た感じは、ランチアテーマみたいでカッコいいし、何よりも、乗り込むときの「オレ、電気自動車乗ってんだ。あれっ君達、まだガソリンなの?」みたいな、ロールスロイスでも得られない優越感が、間違いなく【エクスペリエンス】。
そして、ディーラー以外に充電できる場所がなく、空港からの工場までの往復100kmのうちの最後10kmで、バッテリーがほぼ空っぽになり、「止まったらJAFが何とかしてくれるのかな?無理だよな・・・」という、冷や汗ものの恐怖体験も【エクスペリエンス】。

ゴーンさんは、よくこれを出そうと思った。エラい。開拓者のみが知る苦しみは、開拓者のみが経験できる、まさしく【エクスペリエンス】なんだろうな。

お客さんに【エクスペリエンス】を提供するには、会社も【エクスペリエンス】しなきゃいけないよなー。と、妙に納得させられた今回の出張だった。

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