あけましておめでとう&東京マラソンプロジェクト Vol.2 〜リベンジ その2

さて、前回のブログで、年内フルマラソン宣言をした僕は、仕事の片付けや大掃除などに邪魔されない朝を狙って、2011年もあと3日と迫る29日の朝6時に、前回と同じお台場に向かった。

結果から先に申し上げると、目標未達!
踵のすり減ったシューズは良くないとのアドバイスで、靴を新調して臨んだ今年最後のランニング。これまでより、タイトなフィット感で、何だか気持ちよく走れそうな予感。

前回の35kmランから中3日しか開いていないので、脚はそんなに軽くない。タイムは前回より少し遅い5’33″/km程度で25kmくらいまで推移。1周7kmのお台場ランニングコースの3周目、15kmくらいから、様子がおかしくなる。徐々に両足の小指が痛くなり始めたのだ。それでも我慢して走り続け、42.195kmを目指すが、5周目の30kmくらいから、我慢ができない程痛くなる。結局34kmでリタイヤ。その頃には、靴の中で両足の小指が悲鳴をあげていた。

原因は、タイトな靴で、これまでより幅が小さくなったことによって、足幅が圧迫されていたようだ。靴を脱ぐと、両足の小指に、指全体を覆うほどの水ぶくれができていた。一歩歩くたびに、指が靴にあたるのと同時に、地面からの圧迫を受けてかなり痛い。あまり靴で困ったことのない僕にとっては、予想外の展開。大事な年内最後の長距離トレーニングで目標達成できなかったばかりか、足を怪我してしまった。足も心も両方痛い。

しかし、それでも34km走れたのだから良しとしなければと思う。

前回終わったところから始められないのが、ランニングの絶妙なところだ。テレビゲームなどと違って、前回35km走ったので、今日はそこから始めて、残り7.195kmでフルマラソン走ったということで…とはいかない。当たり前のことだ。でも、走っていて苦しいと、何で最初から走んなきゃいけないの?と思う。

毎回0kmから始めて、約2時間かけて20kmに到達し、3時間で30km。その3時間の体験がないと、その先の苦しみは味わえない。かなりのドMだ。

毎回その体験を通過して、初めて新しい領域に入ることが許される。その手前しか経験しないと、苦しさも達成感も喜びもわからない。その世界を自分で体験しているのは自分。先に進めば進むほど苦しくなる。いつ止めても、誰にもとがめられない。言い訳の必要もない。でも自分は知っている。目標を決めてスタートしたこと。それを達成したこと、しなかったこと。

ランニングと同様に、1日毎の積み重ねがないと12月31日にならない。楽しさも、苦しさも、幸せも、つらさも、すべてを経験して12月31日を迎え、1年が終わる。世界的に、日本的に、そして個人的にも、色々な出来事のあった一年だった。それらのあらゆる経験に、無駄な事は一切なく、必要だから起き、すべてが自分の糧になる。良い年だったか、悪い年だったか。すべては自分が決めること。

そして2012年が明けた。
今日、1月1日から、新たな毎日が始まる。一つひとつの新しい経験の連続。 新たな領域に踏み出すのか、妥協をしていないか、手を抜いていないか、決めた目標に到達するかどうか。

素晴らしい年にできるかどうか。全ては自分が知っている。

初日の出ではないけれど、キレイだから。

東京マラソンプロジェクト Vol.2 ~ リベンジ その1

いきなり”Vol.2″なのは、今年の2月に”Vol.1″をやってるので。
その”Vol.1″は、自分的に惨敗だったので、今回は「リベンジ」なのだ。

前回のあらすじ:
「フルマラソン デビューは東京 サブ4で」という、ベタな川柳を引っさげ、応募を続けること4年。落選に落選を重ねた田中淳は、決死の思いで銀行ATMの”振込”ボタンを押した。前回2011年の東京マラソンから始まった”チャリティーランナー”という特別枠で、予め決められたチャリティーの最低額プラス出走費1万円を払えば、念願の東京マラソンに出られるのだが、それは、しばらく逡巡した上での決断だった。理由はそのかなり高めな金額と、怒るであろう家内の説得だけではなかった。事務局からの応募通知が、本番まで2ヶ月近くまで迫った、12月中旬の出来事で、生活をそれまでの怠惰モードから、フルマラソンモードに切り替えるには時間がなさ過ぎたからだ。事実、”振込前”までは5km程度を週1または2で走るのがやっとだった。それでも、出ると決めたら言い訳はできない。周囲にも「サブ4(フルマラソンを4時間以内でゴールすること)」を公言して自分を追い込んだ。
そして年明けに、初の30kmトレーニングをクリアし、順調に準備が進んでいるかと思った矢先の出来事だった。無理が祟ったのか、ただの不運か、はたまた自己管理の甘さか(たぶんこれ)、本番1ヶ月前に、まさかのインフルエンザ。アマチュアマラソンの世界では、長距離トレーニングはだいたい3週間前までに終わらせ、それ以降はコンディション調整期に入るのが良いとされているのだが、最後の長距離トレーニングのチャンスを逃した上に、タミフルによって蝕まれた身体は、本番2週間前まで走ることすら許されなかった。為す術もなく迎えた本番の2011年2月27日。スタートからハーフ付近までは、以外に順調なペースで行くものの、30kmで急ブレーキ。案の定、トレーニング不足が露呈した。以降は、1km走っては止まってストレッチ。最後は殆ど動かない脚でかろうじてゴール。結果は4時間31分。つらかった。「もう二度とこんなことするか!」と思った。でも、その晩には悔しくなった。このままでいいのか…
そして「ラスト10kmをカッコ良く走ってサブ4達成してやる」とリベンジを誓ったのだった。

ということで、来年も「サブ4」を目指して挑戦する東京マラソン。本番の2012年2月26日まで2ヶ月を切り、当日まで、このブログでレポートを行うことにした。頻度は不明だが、ええカッコしーなので、良いときだけアップすることにする。走らない人には面白くも何ともないかも。

さて、クリスマスの日曜は、今年5月、お台場に新しくできたランニングコースに行った。全国的に冬型の気圧配置が強まった、とても寒い朝の7時に、震えながらスタート。

X'masの朝7時。お台場はとても静か。ほとんど無風で走りやすかった。

前回の失敗を教訓に、今回は10月頃から徐々に距離を延ばしてきた。12月に入って、既に30kmのトレーニングを済ましていたので、この日はフルマラソンのシミュレーションをする意気込みでスタートした。しかし結果は下の写真の通り35km。最後の3kmでヘロヘロになってしまったのと、無理をして怪我をするのが怖かったので、ストップした。でも、ほとんどイーブンペースだし、走った後の身体も問題なし。低血糖も大丈夫だ。「ひょっとして、行けちゃうかーっ?」
いやいや、そんなに甘くはありません。実際のところ、最後の35kmから先が一番ツラく、ここからペースがガクっと落ちることを考えれば、サブ4はまだまだ遠いというのが本当のところだ。
でも、去年の今頃は、「申し込んじゃった、どうしよう!」なんて言ってたのだから、天と地の差である。

あと2ヶ月もある、と思う自分と、あと2ヶ月しかない、と思う自分。

でもね、練習する前に「あーこれから走んなきゃいけないんだ」って思うのは、変わらないんだなー。それが4時間も走るとなると、なおさらだ。

年内に 一度は走るぞ フルマラソン

ということで次回は、42.195kmのトレーニングレポートのはず?

自転車通勤のススメ

僕は自転車通勤”派”だ。“者“ではなく“派”なのは、都合のいいときだけ、自転車通勤をするので、本物の自転車通勤者(自転車ツーキニスト、略称“ジテツー“と呼ばれているらしい)の方々に失礼のないよう、“派”なのである。

都合がいい日とは

-雨が降っていない日 → 濡れるの嫌い
-出張しない日 → 自転車を会社に放置したくない
-帰りに食事や飲み会などがない日 → 酒をガマンできない
-カバンを持たなくて良い日 → そんな日あるか!と言われそうだが、ある。重いの嫌い。

という日のことを指し、この厳しい条件を満たさないと自転車に乗って来れないのである。

ユルユルではないか。いったい、そんな条件が揃うことがどれだけあるんだ!という声が聞こえてきそうだ。はっきり言って、そんな日は平均して月に2~3日しかない。嵐でも雪でも、自転車で通う、本物のジテツーさん達に対して、とても「僕もジテツーですっ!」なんて、言えないのは当たり前だ。

でも、信じて欲しい、できるだけジテツーしたいのだ。だって…

-気持ちいい → 4~5月、10~11月のジテツーは格別
-自然や四季を感じる → 暑さ寒さや自然の地形などをダイレクトに感じる
-お金がかからない① → 自宅のある戸越公園駅と蒲田駅の往復は540円
-お金がかからない② → マイカー通勤辞退で会社の駐車場解約
-歩かなくてすむ → JR蒲田駅から会社までは徒歩12分(夏は滝汗かく)
-公害を発生しない → 人間エネルギーの利用
-いちばん速い → 自宅⇆会社間のドアtoドアで電車35分、自動車30分、自転車25分
-健康的 → 往復50分の適度な運動
-自力で帰れる → 災害や交通機関などの事情に左右されない
-道中楽しい → 結構発見がある
-何だかわからんがカッコいい → 自動車、電車よりもカッコ良くない?

もちろん問題はある。
-夏はスゴい量の汗 → 着替えが必要、周りに迷惑
-トラブルが発生する → パンクして押してきたら遅刻した
-お尻が擦れる → スーツのパンツのお尻にすぐ穴があく
-危ない → 今ある通勤手段で一番生命の危険度が高い乗り物

本題が「自転車通勤のススメ」なだけに、物凄く推してくるのかと思いきや、あまり主義主張のないススメになっていることに気がついた。これじゃ説得力ないかもしれないけど、本当に自転車通勤は楽しいし、気持ちいい。自宅と勤務先の距離が15km程度なら是非やってみてもらいたい。必ず新しい発見があるはずだ。 

忘年会シーズンが始まった11月末以来、一度もジテツーできていない自戒の念をこめて。Image