北京にて

初めて北京に行った。
大手FA部品メーカー”キーエンス”さんの新製品プレス発表会に参加するためだ。

何でその発表会にTSSが?

上がり続ける中国の人件費は、製造コストの急騰を招き、多くの製造業が、人から機械への移行を始めている。中でも検査という工程は、お金を生むプロセスではないのに、お金と時間がかかっていて、どの会社でも自動化をしたいと考えている。今回、キーエンスさんが開発した、中国向け画像検査装置は、そのニーズに応えるものである。しかし、それを買ってくればそのまま使えるかというと、そうではなく、まだ自動化の日が浅い中国には、製造技術や生産技術を持つ会社が少ないため、検査装置を機能させるために必要となる、設備側を自前で作ったり、調達したりすることが難しい。そこで、我々の出番というわけである。

検査装置を売る上で、周辺設備をセットにして提供することが、中国市場のソリューションのひとつと考えたキーエンスさんが、我々にお声をかけていただいたということである。これにより、お客様によって違う、製品の大きさ、形状、検査方法、検査対象などに対応することができ、ビジネスチャンスが広がる。

こちらとしても、キーエンスさんのような大手メーカーが持つ、ネットワークを通して、今まで会うことのできなかった新しいお客様とつながりをもつことができたり、我々自身でも思いつかないような、技術の活用方法を提案されたり、多くの発見ができ、メリットを享受できるわけである。

日本では、大手電機メーカーが軒並み大きな赤字を計上し、そのうちの一社であるSharpの筆頭株主にFox Connがなったり、Panasonicは携帯の国内生産撤退を発表したりと、厳しさが増す一方だ。翻って中国では、土地バブル崩壊寸前と言われていても、新たなビジネスチャンスが次から次へとやってくる。

日本のものづくり魂の大切さを訴える一方で、刻一刻と変わるインターナショナルなビジネス環境への対応。大きな変化とうねりの中にいる自分たちを感じている。

中国のメディア約20社に対してしゃべっている私。もちろん日本語で。

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