Ready?

今年も、4人のフレッシュな新人が、TSSに入社した。おめでとう!
彼等が、僕の今の年齢である47歳になるのは、約25年後の2039年。その頃の日本と世界はどうなっているのだろう?

会社の平均年齢がまた下がったけど、平均体重は上がったな、うん。

会社の平均年齢がまた下がったけど、平均体重は上がったな、うん。

ある統計によると、日本の人口は、2010年の1億2800万人から、2040年までに、1億700万人となるそうだ。さらに、働く人の就業人口は、約6,000万人から、少子高齢化などで、4,500万人近くになってしまうらしい。減る分の殆どが、働く人ということになる。僕は、会社を30代と40代前半が中心になって回せるようにしたい、と常々言っているが、彼等が中心になる時の世界は、今とは様変わりしているのだろう。

今から25年前、1989年はバブルの真っ只中。僕が日本の大学を卒業し、アメリカに留学した頃、携帯電話は肩からかけられていたし、パソコンと言えば、NECのPC98で、ほぼワープロ機能のみの白黒ディスプレイ。ウィンドウズはMS-DOSのVer.4.0で、面倒くさいコマンドを入力してLotus123を立ち上げてた。イチローは愛工大名電の一年生で、まだ甲子園にすら出場していなかった。トヨタの白いハイソカー(マークII、チェイサー、クレスタ3兄弟)か、ホンダのプレリュードに乗っていればモテモテで、ベンツとBMWには、今の100倍くらいプレミア感があった。

1億総中流と言われ、日本国民は皆、自分達が世界の頂点にいると思っていた。
就職は超売り手市場で、家の廊下は、リクルート関連誌に占拠された。内定が決まったら、他の企業から隔離するために、クルーザーでの海上パーティや海外旅行が当たり前のように行われた。三菱地所がマンハッタンの象徴、ロックフェラーを買い、安田火災がゴッホのひまわりを58億円で買った。コロンビアピクチャーズを買収したソニーは、今のアップルのように輝いてた。

この25年で、インターネット、携帯電話、SNSなどの普及で、コミュニケーションのあり方が劇的に変化した。そして、ものづくりの世界は、ウォークマン、電子計算機、カメラ、電子辞書などのハードが、携帯電話のソフトになってしまった。そして世界のものづくりの中心は、日本から中国へ移った。ハイブリッドと電気自動車が、給油所の数をほぼ半分にした。冷戦時代の終結で平和になると思ったら、テロ戦争が激化した。中国の名目GDPは、18倍になり、世界の2位になった。そして、イチローは、メジャーリーグで数々の偉大な記録を残し、最も尊敬される野球選手のひとりになった。25年前に、これらを予言できたとしても、誰1人として信じる者はいなかっただろう。

これからの25年は、これまでの25年よりも、変化がさらに加速するだろう。今の誰にも、想像のつかないことが起こる。人間の脳が研究され、コミュニケーション方法は脳のレベルで進化し、ハードのソフト化は、誰にも止められず、エネルギー効率も飛躍的に向上するだろう。僕が想像していることを書いたら、気が狂っていると言われそうだから、もうやめておくが、そんなレベルの変革が当たり前な時代だ。

そんな世の中の主役となって活躍しなければならない、今年の新入社員。ジェットコースターのようにめまぐるしく変わる世界は、楽しみと恐怖が表裏一体だ。変化を望むものは、それを楽しめるし、変化に抵抗する者には、容赦ない洗礼が待ち受けているだろう。準備はいいか?
彼等の25年後が楽しみだ。

その頃、僕は72歳か…
早死に希望だけど、もし生きてるなら、南の島でゴルフしてるだろうなぁ。進化したクラブって400ヤード飛ぶのかな?72歳じゃ無理か…

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